那須文化研究会/編 -- 随想舎 -- 200612 --

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 地公 /T260/55/C 1105079642 郷土 利用可 利用可
本館 地庫 /T260/55/B 1105079634 郷土 持禁 利用可
本館 地庫 /T260/55/A 1105079626 郷土 持禁 利用可

資料詳細

タイトル 那須の文化誌 
副書名 自然・歴史・民俗を読む
著者 那須文化研究会 /編  
出版者 随想舎
出版年 200612
ページ数 279p
大きさ 21cm
一般件名 那須-歴史
ISBN 4-88748-148-9
定価 2000円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
まえがき p3
Ⅰ 自然
那須野が原と周辺の自然 私たちを支えてくれる風土の魅力 p10
セフィルスの多い那須野が腹 空飛ぶ森の宝石 p14
山地のチョウ類 ブナ林や渓谷、草原を彩る p18
オサムシ 地をはう森林の王者 p22
鳥類 那須野が原は野鳥の宝庫 p26
アユの川・那珂川 アユやサケを育む清流 p32
水生カメムシ類 水に潜んだヘッピリムシ p38
ミヤコタナゴ 天然記念物のこれまで・これから p42
塩原地域の木の葉化石 30万年前の生きものたち p46
沼ッ原湿原の植物 湿原を彩る草花たち p50
アブ類 なぜメスだけが吸血するのか? p56
◎コラム 変わり行く那須野が原の自然 p60
Ⅱ 歴史
 原始・古代
那須の原始・古代 関東と東北の接点に生まれた独特な歴史と文化 p64
先人たちの足跡を探る 那須野が原中央部の縄文早・前期の遺跡 p68
那須の縄文土器 関東と東北の狭間で p70
平林真子遺跡 石が敷き詰められた縄文時代の住居 p74
縄落遺跡 その変容と遺物収集 p76
那須野が原の古墳 扇状地に残された権力者の墓 p78
薄葉大塚古墳 箒川左岸の最奥に位置する古墳 p82
那須町堂平仏堂跡 平安時代村落内寺院の一形態 p84
◎コラム 那須国造碑と侍塚古墳 p86
 中世
那須の中世 他地域・中央との関係の中で p88
鎌倉時代の那須一族 源平争乱における活動と幕府御家人化への道 p92
亀谷禅尼と那須上荘横岡郷 鎌倉時代における武家女性 p96
那須氏と那須衆との関係 室町・戦国時代の那須地域 p100
那須の戦国と大関高増 戦国武将の聖と俗 p106
東国版関ヶ原合戦の展開 天下分け目の関ヶ原合戦と那須衆 p110
芦野氏 その「祖」に関して p114
◎コラム 「黒衣の宰相」満済が記録した「黒羽城」 p118
 近世
那須の近世 乱世の終焉と地方文化の展開 p120
大関氏と丹比神社 出自の定説化と祭祀 p124
奥州道中の変遷と芦野宿の形成 中世城館の意味するもの p128
那珂川の舟運と河岸経営 黒羽・矢倉河岸を中心に p132
何陋館・練武園と「再建何陋館記」 国元(黒羽)での教育と江戸での学習 p136
三田称平(地山)の師友たち 漢学や国学や絵画などに勤しんだ人々 p140
小泉斐 近江日野とのかかわり、鉄斎への影響 p144
高久靄厓 郷土黒磯が生んだ偉大なる南画家 p148
安積艮斎の黒羽訪問 「黒羽八幡邸」の世界 p152
水戸藩儒たちの塩原温泉紀行 翠軒・幽谷・南梁の漢詩群 p154
白湯山信仰と黒滝山信仰 近世黒磯北部の山岳信仰 p156
大名家文書の虫干し 黒羽藩主大関家による史料保存 p160
縁談取組み証文 幕府領村と大田原藩領村の場合 p162
◎コラム 黒羽の大関家と将軍家・他大名家 p164
 近代
那須の近代 山間地と台地の様相 p166
大関増勤の米国留学 黒羽藩最後の藩主の語学留学 p170
明治天皇御巡幸と那須地域 明治九年・十四年の巡幸 p174
三島農場と三島開墾紀恩碑 那須野が原開拓の最初の民間農場 p178
蟇沼用水の付替えと分水の開削 疏水碑と蟇沼堰分水碑 p182
那須開墾社と明治開拓村 那須野村三区の様相 p184
那須野が原の道路開削 陸羽街道と塩原街道 p188
那須人車軌道と塩原電車 西那須野駅からの東と西の路線 p192
東野鉄道 那須野が原に夢をたくした汽車ポッポ p196
清国の駐日外交官黎庶昌・陶大均と塩原 塩原は尤も秀特なり p200
塩原と明治の文豪たち 誌上文学散歩 p202
塩原温泉への学童疎開 東京都国民学校児童の14か月 p206
戦後開拓と那須 豊穣を求めて p210
◎コラム 那須野が原開拓の農場主たち p214
Ⅲ 民俗
里山の生活誌 那須野に見る民俗文化の一面 p216
餅なし正月 里山の年中行事 p220
たばこづくりの一年 炎天下の中での葉たばこ取り p224
蚕の来た道 西那須野地区の養蚕とその変遷 p228
炭焼き 那須地方の薪炭生産 p234
アユ・サケの教え 那珂川の漁撈文化 p238
里山に響く生活の歌 北那須の民謡 p246
温泉神社に見る祈りの姿 那須地方における温泉神社の分布 p250
御亭山に住む姫 綾織が池の伝説 p254
変幻九尾の狐 殺生石物語 p258
◎コラム 関谷城鍬舞復活 p262
年表 p263
あとがき p277