大浦康介/編 -- 水声社 -- 201706 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 公4 /910.26/3906/ 1106023367 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル 日本の文学理論 
副書名 アンソロジー
著者 大浦康介 /編  
出版者 水声社
出版年 201706
ページ数 466p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学∥歴史∥明治以後
内容紹介 近代日本において文学理論はどのように展開したか?明治期以降の日本を代表する作家、思想家等41名の文学理論に関するテクストを8つの面から精選し、気鋭の研究者たちによる解説を付したアンソロジー。
ISBN 4-8010-0240-4
定価 6000円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
小説の主脳は人情なり 坪内 逍遥/著
直ぐ人生の隣りにゐる 廣津 和郎/著
私小説しか信用が置けない 久米 正雄/著
内なる声と仮装 伊藤 整/著
炭取が廻る 三島 由紀夫/著
情念の深層に働きかける 古井 由吉/著
実際の有のままを写す 正岡 子規/著
写生趣味と空想趣味 高濱 虚子/著
描写はペインテングである 田山 花袋/著
描写の気分 徳田 秋聲/著
一元的描写 岩野 泡鳴/著
客観的共感性への不信 高見 順/著
貴種流離の物語 折口 信夫/著
天上から下界を見下ろすやうな態度 生田 長江/著
無人称の語り手 亀井 秀雄/著
はなし・かたり・うた 坂部 恵/著
ツリー・モデルからデータベース・モデルへ 東 浩紀/著
詩と非詩との識域 萩原 朔太郎/著
指示表出と自己表出としての文学作品 吉本 隆明/著
作品を「作品」であると保証する客観的な特徴はありうるか 入沢 康夫/著
七五調は四拍子 別宮 貞徳/著
換喩と提喩との違い 佐藤 信夫/著
詩的レトリックは言語の規範性に対する違犯の関係である 北川 透/著
歴史の「自然」から脱する 森 鷗外/著
エゴの確立と小説 伊藤 整/著
媒介された現実としてのフィクション 丸山 眞男/著
現実に「主人公」という人物は存在しない 筒井 康隆/著
小説言語を弁別する虚構記号 野口 武彦/著
フィクション性の根源はコンテクストの違いにある 外山 滋比古/著
作品は作者の意識の如何に頓着なく、客観的な価値の対象となる 片上 伸/著
群が作者であり作者はただその慧敏なる代表者に過ぎなかつた 柳田 國男/著
文学消費者を本位とする文学観 大熊 信行/著
読者の主体的補充 外山 滋比古/著
大衆小説においては「観念共感」の比重はより大きい 桑原 武夫/著
〈趣向〉の優劣のみが作品の判断基準となる可能性 大塚 英志/著
形象と展開 土居 光知/著
何事も発生学風に研究して行くことであります 折口 信夫/著
文学の歴史を貫くものを、ことばによる想像の〈開拓性〉あるいは〈創造性〉とみたい 益田 勝実/著
物語は放逐されるべきモノの語りである 兵藤 裕己/著
フルコトとモノガタリ 藤井 貞和/著
文学的内容の形式は〈F+f〉なり 夏目 漱石/著
言語による存在の表現それ自身 九鬼 周造/著
形象と情調の複合体 岡崎 義惠/著
特殊な存在の裏に普遍的な本質をみる 加藤 周一/著
文学はイデオロギーを形成する 桑原 武夫/著
「文学入門」という商品 岩松 正洋/〔ほか〕著
日本近代文学と「ジャンル」論 岩松 正洋/著
ふたつの「第二芸術」論と詩歌 岩松 正洋/著
中国文学理論の日本への影響 永田 知之/著
欧米における私小説研究 ホルカ・イリナ/著
美学から見た日本文学 近藤 秀樹/著
日本の演劇理論 中筋 朋/著
日本の映画理論 小川 佐和子/著