石川九楊/著 -- ミネルヴァ書房 -- 201703 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 第2 /728.08/3/9 1106050402 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル 石川九楊著作集  9
著者 石川九楊 /著  
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 201703
ページ数 1019p
大きさ 22cm
一般件名 , 書∥歴史
内容紹介 中国書史3400年、日本書史1400年、悠久の宇宙に放つ書の美の光芒。叢書『書の宇宙』全24冊の巻頭論考を再構成するとともに、1990年サントリー学芸賞を受賞した最初期の代表作『書の終焉』を収録する。
ISBN 4-623-07755-1
定価 9000円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
書に通ず
書の宇宙
「言葉」と「文字」のあいだ
「文字」は、なぜ石に刻されたか
「書」とは、どういうことなのか
石に溶けこんでゆく文字
石に貼りつけられた文字
「書聖」とは、何を意味するのか
書かれた形と、刻された形と
書の典型とは何か
「誤字」が、書の歴史を動かす
書の、何を受けとめたのか
書の、何が縮小されたのか
和歌のたたずまい
書の文体の誕生
書史の合流・結節点としての北宋三大家
中華の書は、周辺を呑みこんでゆく
書くことの露岩としての墨蹟
書であることの、最後の楽園
紙は、石碑と化してゆく
万世一系の書道
いくつかの、近世を揺さぶる書
書法の解体、書の自立
篆・隷という書の発明
篆刻という名の書
新たな段階への扉
書の終焉
明治初年の書体
世界の構図
写生された文字
異文化の匂いと字画の分節
「龍眠帖」、明治四十一年
再構成された無機なる自然
最後の文人の肖像
ことばと造形のからみあい
短歌の自註としての書
位相転換、その結節点
主題への問い
諧調の美学
〈動跡〉と〈墨跡〉への解体
文字の肖像写真
日本的様式美の変容
現代篆刻の表出