金時鐘/著 -- 藤原書店 -- 201804 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 4層 /918/キ.15/1-8 1106146747 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル 幼少年期の記憶から  8
副書名 「クレメンタインの歌」ほか 文集 2
著者 金時鐘 /著  
出版者 藤原書店
出版年 201804
ページ数 416p
大きさ 20cm
内容紹介 70年代終わりから90年代半ばにかけての評論を、エッセイ、文学論、民謡・音楽論、在日論、社会批評の5つに区分けして収録。日本の植民地支配下にあった幼少期を綴るエッセイ「クレメンタインの歌」ほか、時代の変遷のなか朝鮮と日本の戦後を振り返る。
ISBN 4-86578-168-4
定価 3200円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
クレメンタインの歌
私の出会った人々
いまこそ精神の時
花のありか
草むらの時
私の読書日記
白磁の骨壺
苦難と人情と在日同胞
サオギさん、安らかにお眠りください
こぼれた話
伝えることのむずかしさ
語韻の城
見えない壁こそ壁
足元からの国際化
言葉に救いを
「本名」について思うこと
私の日本語、その成功と失敗
日本語の石笛
野口豊子詩集『草束』に寄せて
やさしき夜叉のうた。
それでも日本語に不信である
材質の奥からのことば
より詩的な句集
金素月とその詩について
消えた「ハイネ」
紙鳶一つ高くあがれり
在日世代にまで及んだ「短歌」
詩を生きること
私から遠い現代詩
繰り言からの自由
現代詩の可能性
散文の射程
苦節の民族遺産の数かず
歌よとどけ!ひとつの心ひとつの歌
歌い継ぐ歌のかなしさ
隔てた思いが奏でる響き
逆光のなかの洪蘭坡の生涯
歓呼の渦の外で
「パンソリ」と「恨」について
百年の芽吹き
〈在日〉の可能性への賛歌
苦節の原動力
それでも歌はひびく
重い問いの所在
揺らぐ燐光
死者も口を開ける
「痛惜の念」をはばむ壁
おそれ考
見なれた死角
「戦後」この長き歳月
加虐には顔がない
北も南もわが祖国
またもやこの夏のこと
透かし見る背後の像
見えてきた「戦後」