栗原敦/著 -- 蒼丘書林 -- 202107 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 公4 /910.268/1872/1 1106417072 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル 宮沢賢治探究  上
著者 栗原敦 /著  
出版者 蒼丘書林
出版年 202107
ページ数 478p
大きさ 20cm
内容紹介 時代環境への注視と綿密な調査を基盤とする著者の宮沢賢治研究のエッセンスをまとめる。上巻には、賢治の人と作品の基底をなす思想・信仰に関する論、書簡や交友についての研究秘話を含む重要な考察・考証、および周辺資料探索等を収める。
ISBN 4-915442-03-9
定価 3500円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
宮沢賢治のフィロソフィー
二〇世紀の意味における宮沢賢治の意味の一側面
世界的だなどといふことは…
ファンタジーの効用と限界
我らのペムペルとネリはいったいどこまで行けるだろうか
賢治と近代の表現者・夏目漱石
宮沢賢治の仏教とはどのようなものであったか
宮沢賢治の「〈在家〉仏教」とはどのようなものであったか
〈禁欲〉の行方
粗描・宮沢賢治の生涯
「賢治像」の形成
尽きることのない魅力
書簡から見えてくるもの
表記と用字、あるいは時期推定書簡存疑
手紙の読み方
岩波茂雄あて賢治書簡・異論
高村光太郎のために
「〈雨ニモマケズ〉」のモデル問題について
「詩之家」と宮沢賢治
宮沢賢治と〈中国〉
阿部治三郎牧師・花巻教会〈浸礼・バプテスト〉関係者と賢治
小倉豊文先生を偲ぶ
年譜のこちら側
美しいもの
小倉豊文の最晩年の論考のこと、日雇のこと
「時期推定書簡存疑」のうち
入沢康夫さんを偲びつつ
「校本全集」で発表できなかったこと・小沢俊郎さんからうかがった話
「きみにならびて野にたてば-賢治の恋」の〈詩〉読解のこと
宮澤助五郎さんからご教示いただいたこと
宮沢賢治の読んだ本など
宮沢賢治の「大乗起信論」など
慈雲尊者『十善法語』のこと
啄木会と宮沢賢治
「労農党」のこと
七面講、金野英三関係資料のこと
「〈熱とあへぎをうつゝなみ〉」の「おんめがみ」のこと
竹中久七あて書簡下書と「党の芸術問題テキスト」のことなど
「奥田さんの宿題」のうち
奥田弘先生の存在
阿部晁「家政日誌」のこと
阿部晁「家政日誌」のこと
Shūzo Takataのこと
国柱会関連の研究状況について
『国訳妙法蓮華経』贈呈類別記号のこと
眼差しの往還
共同体・自然・信仰
「心象」の源流
すべてさびしさと悲傷とを焚いて…
願いのせつなさと物語る楽しさと