栗原敦/著 -- 蒼丘書林 -- 202108 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 公4 /910.268/1872/2 1106417080 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル 宮沢賢治探究  下
著者 栗原敦 /著  
出版者 蒼丘書林
出版年 202108
ページ数 460p
大きさ 20cm
内容紹介 時代環境への注視と綿密な調査を基盤とする著者の宮沢賢治研究のエッセンスをまとめる。下巻には、表現過程論の提示、童話・詩作品を中心とする論考、伝記・作品解釈・研究上の諸課題をめぐる考察と提言ほか、上巻に続き周辺資料探索等を収める。
ISBN 4-915442-04-7
定価 3500円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
表現過程論の試み
賢治の手帳・ノート
敗戦後における多様なテキストによる受容
夢と起源の物語
なぜ軽便鉄道か
意識的と無意識的と
「銀河鉄道の夜」最終形の生成と「〈或る農学生の日誌〉」
「ポラーノの広場」論のために
「風の又三郎」雑志
保阪嘉内「社会と自分」と宮沢賢治「大礼服の例外的効果」の間
宮沢賢治の短歌
テキストクリティーク、もうひとつの『春と修羅』
歌・口語・文語
賢治詩の双頭双尾
宮沢賢治と詩
永訣の朝
樺太鉄道
月の鉛の雲さびに
五輪峠
宮沢賢治と黄瀛
ブドリが果たしたこと
ユーモアの慈愛
豚と虔十が残したもの
「大ぐまのあしをきたに」や「石炭袋」など
辞典・事典のこと
「死霊寺」の怪
年譜のうちそと
雪迎えのこと
「濁密」事情
北川太一さんの近著から
「奥田さんの宿題」のうち、また
「生徒諸君に寄せる」の行方
「疾中」詩篇の範囲〈〈S博士〉問題の本当の深層〉のこと
文語詩未定稿「丘」詩碑〈碑面〉のこと
『宮沢賢治コレクション』と作品の読み〈振り仮名〉のことなど
「奥稲荷」のこと
同封されたある詩人の手紙のことなど
次妹の場所
岩田シゲ回想録のひとこま、イチさんの「宝塚少女歌劇」観劇
宮沢クニ「兄“賢治”」のこと
方面委員とはどのようなことをするものか、各種調停委員の功労者・宮沢政次郎
「鹿踊りのはじまり」と「耕耘部の時計」の間
〈悪魔〉のいざない
〈美しい文章〉のこと、「さらさら」の秘密
小倉先生を偲んで
宮沢清六さんへの感謝
大橋冨士子さんへの感謝
吉本隆明さんのこと
入沢康夫さんの大恩に感謝して
労苦と嘆息
年譜の向こう側
宮沢賢治研究・生誕百年前後寸描
成熟か拡散か
〈心象宙宇〉を截る鳥
「稗貫農学校精神歌」「花巻農学校精神歌」口語訳注のこと
「生きつづける賢治」のこと