山口直孝/著 -- 幻戯書房 -- 202403 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 公4 /910.268/1957/ 1106612953 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル 大西巨人論 
副書名 マルクス主義と芸術至上主義
著者 山口直孝 /著  
出版者 幻戯書房
出版年 202403
ページ数 399p
大きさ 22cm
内容紹介 日常生活そのものが闘争の場であることを示した作家・大西巨人。公正の実現を目指し、現実と芸術とを実践的に結びつけた文学者の、類を見ない創作の展開を追跡する。並走者武井昭夫、湯地朝雄の仕事にも及ぶ、運動としての文学に迫る考察。
ISBN 4-86488-293-2
定価 4500円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
単純な理念を持続すること
大西巨人の文芸観
批評のインターナショナリズム
ドキュメンタリーを超えて
「この人」という他者
大西巨人と新日本文学会
漢詩文との対話
「食卓末席組」の生成
内破のコミュニズム
「神話」ならざるたたかいの「形象」
「神聖な義務」問題における論争の不成立
「仮構の独立小宇宙」における言葉の闘争
連環体長編小説考
虚言をめぐる思考実験
知識人の責務
「鏡山」に見る乗り越えの論理
「われわれ」を創出する批評
揚棄される個人
言論公表をめぐる観念小説
疾走する「たわぶれ心」
大西巨人研究の動向
大西巨人とその周辺
フェアーな精神に触れる喜び
「無名」への意志
廃墟から未来を掘り起こす精神
「われわれ」を創造する「わたし」の運動
革命に向かう持久の思考
「何もない」現在を見つめること
戦後をめぐる反時代的考察