阿部幸大/著 -- 文学通信 -- 202504 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 公4 /002/124/ 1106696873 一般 利用可 利用可

資料詳細

タイトル ナラティヴの被害学 
著者 阿部幸大 /著  
出版者 文学通信
出版年 202504
ページ数 335p
大きさ 20cm
一般件名 人文科学 , 暴力
内容紹介 ヴァージニア・ウルフ、トニ・モリスンから、村上春樹、ハーマン・メルヴィルまで。人文学の広範な領域を見渡しながら、「被害学」というナラティヴ分析の枠組みを理論化し、被害と加害の重層的なポリティクスを解きほぐす。
ISBN 4-86766-071-X
定価 2200円

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
ナラティヴの被害学
トマス・ピンチョン『重力の虹』におけるエコロジカル・ナショナリズム
ノラ・オッジャ・ケラー『慰安婦』におけるコリアン・アメリカン二世の応答可能性
トニ・モリスン『ビラヴド』におけるメランコリックな愛と醜い感情
ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』におけるシェル・ショックとジェンダー
デブラ・グラニク『足跡はかき消して』におけるベトナム戦争と9・11以降のホームランド
ハーマン・メルヴィル「バートルビー」におけるグローバル市場と受益者
『トップガン』シリーズにおけるアメリカの軍事史と例外主義
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』におけるアジア太平洋戦争のポストメモリー
ティム・オブライエンとヴィエト・タン・ウェンにおけるベトナム帰還兵と癒しの旅